人気ブログランキング |

ヤマワークス・カスタムチューニング

yamaworks.exblog.jp
ブログトップ

タグ:改造 ( 1 ) タグの人気記事


2010年 07月 09日

チューニング内容

チューニング対象機種
オリジナル
ABU カーディナル 33・ABU カーディナル 3・Zebco カーディナル 3
復刻
オリムピック製 ABU カーディナル 33
ピュア製 ABU カーディナル 33・ABU カーディナル 3
派生機種 ABU カーディナル 3X・ABU カーディナル 3E・ABU カーディナル 3R


チューニング内容
 ◎ オリジナル、復刻の共通作業
・ドラグ作動の安定化
 操作のしやすさで定評のあるスターンドラグですが、ドラグの作動は不均一で安定せず、細かいダイヤル操作を必要としました。そこで安定した滑りになるようにチューニングしました。
 − パーツ交換、追加 −

・ 糸巻き形状の平行巻き化
 カーディナルの糸巻き形状はテーパー状の後ろ巻き傾向になっています。この形状はライントラブルを起こしやすいため、前後均一の平行巻きになるようにチューニングしました。
 − 切削加工、パーツ追加 −

・ 糸巻き形状の調整に伴う干渉回避
 糸巻き形状のチューニングを行うと、ローターとスプールのクリアランスが小さくなり干渉を起こします(特にオリジナルが顕著に発生ます)。そのたため、クリアランスを確保するチーニングをしました。
 − 切削加工、パーツ交換 −

・ ラインよれ軽減調整 (サービスチューニング)
 − 調整 −

◎ オリジナルのみ
・ ラインローラーのクリアランス調整
 − パーツ追加 −

◎ 復刻、3X、3Eのみ
・ ローターのガタ調整
 − パーツ追加 −

・ワッシャーの追加 1. 
 オリジナルには設定されているワッシャーが入っていませんので、代替ワッシャーを入れます。

・Eリングの交換
 ピュア製の33・3・3X

・コネクティングリンクのカシメ調整
 33・3・3Xに多く見られるカシメ部分が固い場合や、3E・3Rに多く見られる緩くてガタ付き多い リンク部分を適度な動きになるよう調整します。

・トリップレバーの作動の安定化
 チューニング時、トリップレバーの樹脂部分に摩耗軽減のためグリスを塗布していますが、ベール リターンが不確実になる現象が発生する個体がありましたので、作動を確実にする加工を施しまし た。

 

◎ 上記チューニングに伴うオーバーホールと清掃

チューニングにお出しいただく際の注意事項

リールのコンディションをお伝え下さい。
改造の有無、糸巻き形状の状態、異音及びカダの状態、購入方法(中古品は前のオーナーが改造している場合ありますので)、その他の不具合。



*注意事項*
・ チューニングによる改善効果は、あくまでもノーマル状態との比較です。最新リールの様な性能にはなりません。
・ ケミカルチューニングは行っておりません。使用油脂はシマノ等の市販の物です。
・ メッキ加工のネジ等は、工具を使った段階で剥げる可能性があります。特にカド部分は剥げやすいで、細心の注意を払いまして作業を行いますが、非常に剥げる可能性が高い部分なので、気になるお客様はお控え下さい。
・ ラインよれ調整は、サービスチューニングとなります。
・ チューニングは切削等の加工を伴うため、ノーマル状態への復元は不可能になります。あくまでもカーディナルを、道具としてお使いいただく方以外にはお薦めできません。
・ ギアや軸受け等の摩耗しているリールは、清掃及び油脂交換により、ガタや異音が大きくなる場合があります。
・ 一般的な故障修理は行っておりません。ただしチューニングの際のパーツ交換修理は行います。その際は、基本的にお客様の方でパーツをご用意していただくか、チューニング発注の際にお申し出下さい。また作業中に、機能的に問題があるパーツの損傷を発見した場合、当方にてパーツ発注をして交換します。(ストックパーツが無いものは、パーツの確保に時間がかかる場合があります)
・  チューニング作業は細心の注意を払いますが、破損等の事故が生じる場合がございます。特にオリジナルカーディナルの場合、経年劣化で破損の可能性も高くなります。万が一破損事故が発生した場合は、パーツ交換で対応させていただきますが、オリジナルカーディナルのパーツは入手不可能ですので、復刻パーツでの修理とさせて頂きます。また修理不可能となった場合は、商品販売価格(新品価格)の返金という形で賠償させて頂きます。

チューニング対象機種のほとんどが現行商品でないため、あえて不測の事態を想定した記述をさせて頂きました。どうかご理解いただけますようお願いします。

by yama-works | 2010-07-09 20:25